京都水族館に直近で行ったのは8月だった。
最初に書いておく。カエルはちょっとしかいない。
JR京都駅から歩いても20分くらいだけど、暑かったので、バスに乗った。
水族館まで行くバスはいくつかあるのでどの系統に乗ったかはもう忘れてしまった。
京都水族館前で下車して5分くらい歩くと到着。
京都市には海が無い。山や川はある。これはさぞかし淡水の水族がメインになっているのでは?里山系のカエルがいっぱいいるのでは?とお思いきや、そういうわけでも無い。両生類はひたすらにオオサンショウウオ推しだった。カエルはちょっとしかいない。
海から遠い立地とはいえ、ペンギン、オットセイ、アザラシなど人気の海獣類は充実していて、結構至近距離で堪能できるようになっていた。イルカショーまでやってる。海から遠いのに。
イルカはショーじゃないときでも、ときどき飛んだり跳ねたりしてる。ショータイム以外の時間に、がらがらの席で、イルカの気まぐれな芸を目の端にいれながらぼんやり過ごすのは楽しいものだ。
ほかはクラゲとかクマノミとか。あと、チンアナゴ。なぜか、チンアナゴ。何種類かの大きさのぬいぐるみを景品としたチンアナゴくじのようなものがあった。私は姫路水族館でチンアナゴ運使い果たしたはずなので、やめておいた。
オオサンショウウオ以外の地元の淡水生物は、ハーベストカフェの周辺の休憩・食事エリアの壁にせまっ苦しそうに埋め込まれた水槽群のなかにいた。なんか、見てて窮屈。
カジカガエルとナゴヤダルマガエルもそのエリアにいた。水槽の奥行が狭いのでなるべく人から逃れようと、奥の隅っこに隠れていた。
色々な動物園や水族館でカエルを見たけれど、ここと天王寺動物園は、なんだかカエルがかわいそうで切ない気分になる。カエルがちょっとしかいなくてよかった。
ハーベストカフェから外に出ると疑似里山エリアがある。ちょっと田んぼと小川がある程度なので、里山には程遠い。虫がほとんどいないし(蚊やクモは少しいた)、カエルもいない。
とはいえ、海獣類やペンギンは愛嬌あるし、オオサンショウウオは手が可愛いので、なんだかんだで癒されるので、京都水族館にはときどき行くことにしている。カエルはちょっとしかいないけど。